• 印刷する

英、離脱後のビザ申請開始 EU市民含む全ての外国人対象

英政府は1日、欧州連合(EU)離脱後の新たな移民システムでのビザ(査証)申請受け付けを開始した。EU離脱の移行期間終了後の2021年1月以降、新たに英国で働くEU市民を含む全ての外国人はオンラインでビザを申請する必要がある。BBC電子版が伝えた。

新たな移民システムでは、高技能労働者のビザはオーストラリア型ポイント制度を導入。内務省が認定する企業からの内定や被雇用者の技能レベル、英語力に応じてポイントを加算し、年収2万5,600ポンド以上などの要件を満たせばビザが発給される。結果は約3週間で判明する。

一方、既に英国に在住するEU市民とその家族については、新たな移民システムは適用されず、その代わりにEU定住スキームに申請できる。こちらの申請期限は来年6月30日で、許可されれば引き続き英国に在留することが可能となる。

■数千人が申請期限切れも

こうした中、EUの市民権利団体ニュー・ヨーロピアンズが実施した最新調査によると、英国に住む数千人のEU市民がEU定住スキームの申請期限を逃すリスクがあるという。EU政策専門サイトのユーラクティブが1日伝えた。

260人超を対象に実施したこの調査では、全体の38%が申請書類の作成や自身の在留資格を確認するために、英語以外の言語の情報を確認しなければならなかったと回答。報告書は、回答者の大多数が同スキームの存在を知っているものの、詳細な情報を得られていないと指摘した。

また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で申請支援サービスなどが受けづらくなったにもかかわらず、申請期限が延長されていないことや、オンラインだけでなく書類での申請も導入すべきと強調している。[労務]


関連国・地域: 英国EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

EUに20%、英国は10% トランプ氏が相互関税を発表(04/04)

英とEU、炭素市場の連携で協議も=5月(04/04)

オクトパス、英風力発電所の権益取得(04/04)

【欧州航空・鉄道論】電力インフラの弱点が露呈 英ヒースロー空港、全面閉鎖に(04/04)

ロールス・ロイス、英政府と補助金巡り協議(04/04)

国際送金ゼプス、1.7億ドル調達(04/04)

ユーロ圏総合PMI、3月は上昇=確定値(04/04)

ベーアボック外相、露に無条件停戦を要求(04/03)

欧州委、自動車15社に制裁金 廃車巡り談合、英当局も10社に(04/03)

食品バッカボール、アイルランド同業が買収(04/03)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン