ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策

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ドイツ在住のジャーナリストや研究者が、ドイツの環境政策や都市開発、エネルギー政策の動向などについて解説します。

筆者紹介

西村健佑(にしむら・けんすけ)
日本では経済学、ドイツでは環境学修士を取得。専門はエネルギーにまつわる政策、デジタル化、地方創生、持続可能性。2017年に独立し、ドイツや欧州のエネルギー市場、制度を中心に調査業務を請け負っている。成蹊学園サステナビリティー教育研究センター客員フェロー。主な著作に『進化するエネルギービジネス (ポストFIT時代のドイツ)』(新農林社、共著)、『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』(新泉社、15章担当)などがある。

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】自動車・暖房燃料の炭素価格引き上げ(03/01)

ドイツは2024年初頭に自動車燃料と暖房燃料の炭素価格を引き上げた。エネルギー移行の財源を化石燃料から徴…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】 トラックのCO2排出に課金=新アウトバーン料金制度(2023/12/01)

12月1日からドイツのアウトバーン(高速道路)と一部の国道で、トラックの通行料金の引き上げと対象範囲の…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】使い捨て容器に「NO!」=包装税導入が加速か(2023/09/01)

使い捨て容器に代わり、リターナブル容器の使用が全国で広がっている(筆者撮影)
ドイツ南西部の大学街テュービンゲン(Tuebingen)市が導入し、ファストフード業界を中心に物議を醸していた…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】ヒートポンプ、環境対応で活況=政府も後押し(2023/06/02)

ドイツの経済・気候保護省がまとめた建築物エネルギー法(GEG)が大きな議論を呼んでいる。論点は大きく…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】期待高まる水素戦略に迫る(2023/03/03)

主に産業界を中心とした省エネと暖冬により、ドイツはこの冬のエネルギー危機、特にガス不足は乗り越えたか…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】原発稼働延長と将来に向けた再エネへの投資(2022/12/02)

ドイツのショルツ首相は10月17日、2022年末で停止予定だった原発3基を23年4月まで延長することを決めた。…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】脱ロシアを巡るドイツの取り組み状況(2022/09/02)

(筆者作成)
2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、ウクライナやドイツ国民の一部は、ロシアからの石油・石炭・ガ…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】欧州のガス供給を巡るドイツの状況(2022/07/01)

連邦ネットワーク庁によるガス貯蔵シナリオとガス貯蔵法の定める水準(筆者提供)
ドイツ政府によると、6月14日以降ロシアからのガス流入量は最大容量の40%まで落ち込んでいる。このままで…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】4月の再エネ法改正(2022/05/06)

2021年末、ドイツではメルケル前首相の退陣とともに16年間続いた中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CD…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】気候保護法について(追記) 秋の総選挙に響く可能性も(2021/05/11)

ドイツの部門毎の温室効果ガス排出許容量(出所:ドイツの気候保護法)
※1990年を基準年としたとき、2022年に40%削減、30年に55%削減の道筋が明記されている
過去のコラムでは、ドイツではすでに「気候保護法」が策定され、2050年までに気候中立、30年までに55%削減…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】ドイツの気候保護法と炭素税の導入(下)(2021/03/09)

前回のコラムでは、ドイツで導入された通称「炭素税」と呼ばれる「国内二酸化炭素(CO2)排出量取引制度…

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【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】ドイツの気候保護法と炭素税の導入(中)(2021/02/09)

nETS開始前後の違い(筆者作成)
前回のコラムでは、通称「炭素税」と呼ばれる「国内二酸化炭素(CO2)排出量取引制度」がドイツで導入さ…

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ドイツの気候保護法と炭素税の導入(上) <ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策>(2021/01/12)

ドイツの温室効果ガス排出量の推移(出所:ドイツ連邦環境庁)
日本以上に甚大な被害を受けているコロナ禍においても、欧州の気候保護政策は減速していない。これまで欧州…

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