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労働党の地盤切り崩しへ 首相、EU離脱派優勢区に焦点

与党・保守党を率いるジョンソン首相は、12日の総選挙に向けた選挙戦の最終盤となる3日間に、イングランド北東部など、最大野党・労働党の地盤で欧州連合(EU)離脱派が優勢な選挙区に焦点を当てて遊説する。EU離脱を成し遂げることを掲げて離脱派の有権者を取り込み、労働党の支持層を切り崩して議席の奪取を狙っている。BBC電子版が9日伝えた。

同首相は9日に、イングランド北東部の港町グリムズビー(Grimsby)や日産自動車などの工場があるサンダーランドを訪問。いずれも従来は労働党の強固な地盤だが、EU離脱を巡る国民投票では離脱派が多数を占めていた。ジョンソン首相はこうした地域で、EU離脱を妨害しているのは議会だとして、保守党が過半数の議席を握ることの重要性を訴え、新たな国民投票を約束する労働党は離脱を求める有権者を失望させるだけとの主張を繰り返した。同首相は自由民主党が強いイングランド南西部も訪れる予定で、EU残留を主張する自由民主党によりEU離脱が達成できなくなることを訴える。

これに対して労働党は、総選挙に勝てば100日以内に緊縮財政を終わらせるための予算を提示すると公約。従来の労働党支持者の間で根強い緊縮財政への不満に訴えかけて、議席の死守を狙う。一方、自由民主党は、EU離脱をただちに阻止するために2度目の国民投票に向けた法整備を進めることを掲げ、残留派の有権者の取り込みを図っている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 政治

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