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EU離脱の時期巡り火花 保守党党首選、合意の有無も争点

与党・保守党党首選挙の最終候補者であるジョンソン前外相とハント外相が、英国の欧州連合(EU)離脱時期を巡り火花を散らしている。ジョンソン候補がEUとの合意の有無にかかわらず、現在の離脱期限である10月31日を固守する方針を示しているのに対し、ハント氏は、期限にこだわれば英下院が合意なき離脱を拒否し、総選挙に持ち込まれる可能性があると批判している。

ジョンソン氏は25日、ツイッターで公開したハント氏宛ての書簡で、「今回の党首選の焦点は、次期首相が国民投票の結果を尊重し、10月31日にEU離脱を果たせるかどうかだ」と主張。「自分が党首に選ばれれば、合意の有無にかかわらずこの日にEUを離脱する」とした上で、ハント氏に「これに同意しない場合には、いつを代替的期限とするかを有権者に知らせる必要がある」と訴えた。

これに対しハント氏はツイッターに「議論は良いことだが、書簡を送り合う必要はなく、英衛星放送大手スカイのテレビ討論に出席すれば、詳しく率直に回答する」と投稿。ジョンソン氏が25日に予定されていたテレビ討論の出席を拒否したことをあらためて批判した。ハント氏はかねて、合意なき離脱の覚悟はあるものの、よりよい合意の見込みがあれば離脱の延期も検討するとしている。またジョンソン氏に対しては、議会が合意なき離脱を受け入れなかった場合に解散総選挙を行うかどうかなど、今後の方針を明らかにするよう求めている。

なお、両氏は共に、メイ首相がEUと合意した離脱協定の再交渉を行う方針を示している。アイルランド国境を巡る「バックストップ(安全策)」の変更が狙いだが、EU側は一貫して、離脱協定の再交渉は行わない姿勢を示している。

保守党は現在、およそ16万人の一般党員による郵便投票を受け付けている。同党はこの日、投票を7月22日に締め切り、23日に当選者を発表する方針を示した。次期党首は翌日の24日に新首相に就任する見通し。


関連国・地域: 英国EU
関連業種: メディア・娯楽政治

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