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離脱協定法案を6月上旬採決 メイ首相、早期の離脱実現目指し

メイ首相は、6月上旬に下院で、欧州連合(EU)離脱協定の実施に向けた国内法案を巡る採決を行う方針だ。議会が夏季休暇に入る前にブレグジットを実現させる狙い。ただ、最大野党・労働党から支持が得られなくても採決は断行する方針で、同法案が否決された場合には、合意なき離脱か離脱取り消しの二者択一になるとしている。首相官邸の発表を元に、BBC電子版が15日伝えた。

首相広報官は、「6月3日に始まる週に、離脱協定法案の下院採決を行う」と明らかにした。「国会が夏季休暇に入る前に英国がEUを離脱するためには、この時期に行うことが必須」としている。同法案が否決された場合については、合意のないまま離脱するか離脱を取り消すしかないとの見方を示した。EUが離脱の再延長には応じないとみているため。政府筋によると、首相は同法案が否決された場合、再採決は行わない方針。

メイ首相は、EU離脱協定が下院で3度にわたり否決されたことを受け、4月初めに労働党との協議を開始。同党の協力を得て下院で可決の見込める新方針を探っているが、進展は見られていない。労働党は、協議で合意がまとまらなければ、離脱協定法案は支持しないとしている。

同首相は14日に労働党のコービン党首と会談した。首相広報官は、「有益で建設的」な話し合いがもたれたとしているが、コービン党首の広報担当者によると、同党首は政府の譲歩が必要とみている。また、保守党内でメイ首相下ろしの動きがあることから、政府の約束の信頼性にも疑問を持っているという。


関連国・地域: 英国EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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