• 印刷する

メイ首相、辞任時期示さず 保守党議員委員会で進退協議へ

英国のメイ首相は、保守党議員委員会(1922年委員会)から求められていた辞任時期の明示を拒否したもようだ。欧州連合(EU)離脱協定が下院で可決された時点で辞任するとの従来方針をあらためて示した上で、5月23日の欧州議会選挙までに同協定を巡る下院での採決を再度実施する意向を示したという。同首相は来週、同委員会上層部の会合に出席し、自らの進退について話し合う予定で、それまでしばしの猶予を与えられた格好となる。同委員会を率いるグラハム・ブレイディー下院議員が8日夕、公共放送BBCのインタビューで明らかにした。

1922年委員会はメイ首相に対し、この日午後4時(現地時間)までに辞任の具体的な時期を示すよう求めていた。しかし、ブレイディー議員はこの日夕に開かれた同委員会上層部の会合後のインタビューで、同首相の辞任時期について「公にできる明確な回答は得られていない」と話した。同議員によると、メイ首相は来週の同委員会上層部の会合に出席することに応じる一方、EU離脱協定の早期可決に注力し、5月23日までに同協定の実施に向けた国内法案を下院に提出する意向を示した。

EUとの取り決めでは、離脱協定が英下院と欧州議会で批准されれば、英国は翌月1日にEUを離脱することになっている。メイ首相は6月中に批准の手続きを終え、7月1日にブレグジットを実現することにより、英国の欧州議員が7月2日に始まる欧州議会の新会期に参加せずに済むことを狙っているもよう。ただ、リディントン筆頭国務相は先に、「欧州議員が登院せずに済めば理想的」とした上で、英下院が夏季休暇に入る7月中旬までの批准を目指すのがより現実的との考えを示唆している。


関連国・地域: 英国EU
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

入国審査官がスト実施 ヒースロー空港=5月末から(05/21)

EU離脱後の新通関制度、費用47億ポンドに(05/21)

英韓、AIサミット共催=21日から(05/21)

アストラゼネカ、シンガポールに工場建設(05/21)

R・メール、買収案受け入れ チェコ複合企業が提示額引き上げ(05/20)

製薬GSK、ヘイリオンの残り株売却(05/20)

セインズベリー、AI活用へ=米MSと提携(05/20)

グリーン水素投資、炭素中立の妨げにも(05/20)

GFG傘下の豪製鉄所、グリーン化に遅れ(05/20)

スナク首相夫妻の資産、6.5億ポンドに増加(05/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン