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規制当局、水素導管使用料を提案

ドイツ連邦ネットワーク庁(BNetzA)は26日、同国が計画している水素パイプラインの固定費として、年間で1キロワット時あたり25ユーロを課すことを提案した。パイプライン網の整備にかかる費用を賄いつつも、利用者を引き付けるのに十分低くなるよう設定したという。

料金は2055年まで、水素パイプライン網のすべての入り口と出口に全国一律で適用される。インフレに合わせて毎年調整され、3年ごとに適正料金を調査するとしている。

同庁は、初期段階では費用がパイプライン使用料を上回るとみているが、利用が増えるにつれ、初期段階の損失も取り戻せるとみている。また、月ごとや日ごとの契約の導入など、より柔軟な価格体系にも取り組むとしている。

パイプライン網は37年に完工予定。国内のインフラや産業地帯を全長9,700キロメートル以上のパイプラインで結ぶ水素供給網となる。全体の約6割で既存のガスパイプラインを転用する。総工費は約200億ユーロ。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済政治

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