ドイツの連邦風力発電協会(BWE)などは4日、2024年に電力網に接続された洋上風力発電設備の設置容量が742メガワットに上ったと発表した。政府が掲げる、2030年までに同発電の総設置容量を30ギガワットとする目標は、電力網拡充の遅れなどから、1年ずれ込み、31年に達成するとの見通しも示した。
昨年新たに電力網に接続された洋上風力タービンは73基。加えて、建設されたが電力網に接続されていないタービンは81基に上る。年末時点に設置済みの洋上風力タービンは合計で1,639基となり、総設置容量は9.2ギガワットに達した。
BWEなどは、35年までに少なくとも40ギガワットとする政府の次の段階の目標については、1年前倒しで達成できるとみている。[環境ニュース]
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