Ifo経済研究所は、ドイツ自動車業界の景況感が11月は低下したと発表した。現況が改善した半面、将来的な見通しは悲観的な見方が強くなっている。
自動車業界の景況感指数は前月のマイナス16.3ポイントから、マイナス16.8ポイントに低下した。うち「期待指数」はマイナス39.2ポイントからマイナス44ポイントへ悪化。半面、「現況指数」は、プラス9.8ポイントから15.2ポイントに上昇している。
Ifoは、「ドイツの自動車産業は景気後退から抜け出せていない」と指摘。2023年6月に景況感が大きく落ち込んで以来、その水準からあまり変化していないと説明している。
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