• 印刷する

独経済、今年は0.4%縮小か 主要国唯一のマイナス成長

ドイツ経済研究所(DIW)は8日、ドイツの今年の国内総生産(GDP)が0.4%縮小するとの見通しを明らかにした。従来予測の0.2%減から下方修正した。世界の主要国の中で、マイナス成長はドイツだけだという。

縮小の理由として、個人消費の弱さや中国での需要減による輸出低迷で、ドイツ経済の回復が遅れていることを挙げた。

DIWは2024年と25年については、共に1.2%の成長を予測している。

DIWのアナリストは、世界経済は改善しているものの、輸出が主導するドイツ経済は加速が遅いと指摘。一方で、インフレ率の大幅低下により家計の消費意欲は回復していくとみている。

Ifo経済研究所も7日、今年の成長率見通しを発表。こちらも0.4%縮小と予測している。24年は1.4%、25年は1.2%それぞれ拡大するとの見通しを示している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ首相「経済は好転」 大型減税アピール=夏の記者会見(07/21)

独MAN、バレンシアで電気バス84台受注(07/21)

独英、友好条約に署名=安全保障など(07/21)

新車輸出、米向けは23.5%減少=4~5月(07/21)

ポルシェ、追加のコスト削減策検討か(07/21)

バイエルン州の新興企業、資金調達額が急増(07/21)

食事宅配リーフェランド、配達員2千人削減(07/21)

生産者物価、6月は1.3%低下(07/21)

年内回復の兆し見えず 化学業界、受注不足が深刻化(07/18)

防衛ラインメタル、車部品部門の売却模索(07/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン