• 印刷する

米独、対露制裁で見解相違 ノルドストリーム2が争点

ドイツのショルツ首相は7日、就任後初めて米国を訪問し、バイデン大統領と会談した。軍事的緊張が続くロシア・ウクライナ情勢などについて協議したが、ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに輸送する新パイプライン「ノルドストリーム2」を対露制裁の対象とするかを巡り、両首脳の見解の相違が浮き彫りになった。

会談後の共同記者会見で、バイデン大統領は「ロシアがウクライナに侵攻した場合、ノルドストリーム2の稼働はない。このプロジェクトを終わらせる」と断言。どのようにそれを実現するのかとの問いには「それができると約束する」とだけ答えた。

これに対し、ショルツ首相は慎重姿勢を維持。ノルドストリーム2に言及することは避け、「われわれが取る措置で見解が異なるものはない」と述べるにとどまった。

ノルドストリーム2は、西側諸国の間で長年にわたり懸案事項となっている。米国と欧州連合(EU)加盟国の大半はかねて、ロシアからの天然ガス供給への依存が増すとして、ドイツにプロジェクトの停止を求めている。

ロシアがウクライナとの国境付近に10万人規模の部隊を集結させ、ウクライナ侵攻の懸念が強まる中、米国は同パイプラインを対露制裁の対象に加える意向をたびたび表明。一方、ショルツ首相はかねて、同プロジェクトは民間事業であり、制裁対象にはならないとの姿勢を示している。


関連国・地域: ドイツロシア米国
関連業種: 天然資源政治

その他記事

すべての文頭を開く

インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報(05/23)

ルノー、独VWとの共同開発断念=小型EV(05/23)

独連銀総裁、EUの中国EV関税に反対(05/23)

右派AfD、有力候補が欧州議会選に不出馬(05/23)

診療予約サイトのドクトリブ、独AI社買収(05/23)

社会保障・利払い費の抑制必要=財務相(05/23)

アディダス、中国社をサプライヤーに認定(05/23)

アウディ、タイでEV修理施設を増強(05/23)

独政府、1.5億ユーロ拠出 商用EV向け充電インフラ拡大へ(05/22)

独英送電線「ノイコネクト」、独側で着工(05/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン