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ショルツ首相、初外遊先は仏 欧州首脳と緊密な連携確認へ

ドイツのショルツ新首相は10日、就任後初の外遊でフランスを訪問する。同国のマクロン大統領とパリで初会談を行い、欧州連合(EU)政策の方針や、緊密な連携を確認する見通し。また同日には、フォンデアライエン欧州委員長らとブリュッセルで会談する。

首相官邸は、ショルツ氏の初の外国訪問について「ドイツとフランスの緊密な関係と友情の表れである」と述べた。

同氏の首相就任に、欧州首脳からは祝福の言葉が相次いだ。マクロン大統領はツイッターで、仏独、そして欧州のために「次の章を一緒に書いていきましょう」と呼び掛けた。フォンデアライエン欧州委員長も「良いスタートを切ることをお祈りする。強い欧州のためさらなる信頼に基づく協力を期待している」と述べた。

ベーアボック新外相もショルツ氏に同行してブリュッセル入りする。ブリュッセルでは、欧州委員会のボレル外交安全保障上級代表や、北大西洋条約機構(NATO)のトルテンベルグ事務総長との会談が予定されている。その後、ベーアボック氏はポーランドのワルシャワを訪問し、同国のラウ外相と会談する予定。

ショルツ氏は8日、首相に選出された。新内閣は、9月の議会選挙で第1党となった中道左派・社会民主党(SPD)と環境政党・緑の党、リベラル派の自由民主党(FDP)の3党連立となる。


関連国・地域: ドイツフランス
関連業種: 政治

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