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ロシア、外交官を国外追放 元情報員暗殺未遂事件巡り報復

英イングランド南西部ソールズベリーで起きたロシアの元情報員とその娘の暗殺未遂事件を巡り、欧米27カ国が計約150人のロシア人外交官を国外追放したことを受け、ロシアも報復措置として同数の各国外交官の国外追放を決めた。さらに、英国に対してはその後、追放対象となる外交官の数を23人から50人以上に引き上げている。BBC電子版が伝えた。

この事件を巡っては、欧州連合(EU)加盟国のほか米国、カナダ、オーストラリア、ノルウェー、ウクライナなど30カ国近くがロシア人外交官を追放することを決めている。追放対象者の人数が最も多いのは米国で60人、当事国の英国が23人、ウクライナが13人でこれに続く。

ロシアはこれらの国に対し、それぞれの追放人数と同じ数の駐ロシア外交官を追放すると発表。ただ英国に対してはその後、英国内のロシア人外交官とロシア駐在の英国人外交官の人数を同規模にする必要があると通告した。この結果、当初は23人とされていた追放人数が、計50人以上に達する見通しとなった。ロシアはこのほか、サンクトベテルブルクの英総領事館や国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルの閉鎖も決めている。

この事件は、ロシアが開発した神経剤「ノビチョク(Novichok)」を用いた暗殺未遂事件で、被害者のロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパル元大佐と娘のユリアさんは重体で入院。ただ、ユリアさんはその後、容体が改善している。


関連国・地域: EUノルウェーアルバニア北マケドニアロシアウクライナモルドバアジア米国カナダ
関連業種: 政治社会・事件

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