英大手企業、ブレグジットも見通し楽観的に

英国の大手企業では、今後の事業見通しを楽観視している割合が約3分の1と2015年以来の水準に回復し、英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が和らいでいる。大手会計事務所デロイトが3日公表した最新調査で明らかになった。

この調査は130社の最高財務責任者(CFO)を対象に3月8~22日に実施された。これによると、事業の見通しを3カ月前に比べて「とても楽観している」「やや楽観している」との回答が合わせて31%。3カ月前の27%を上回り、2015年第2四半期(4~6月)以来の高水準となった。英国の国民投票でEU離脱が決まった直後の2016年第2四半期の調査では、この割合はわずか3%だった。

英国のEU離脱が事業環境に与える長期的な影響については、「悪くなる」と答えたCFOは60%と依然として高いものの、昨年第2四半期の68%から後退。逆に「良くなる」との回答は19%と6ポイント上昇している。

デロイトのチーフエコノミストのイアン・スチュアート氏は、「CFOは英国のEU離脱による逆風は和らいだと考え、当初予想よりも自社の支出計画に対する打撃は少ないとみている」と指摘。ただし企業にとって技術を持つ人材の獲得が最も差し迫った課題であり、今後の交渉では人材の移動が貿易と同じように重要な優先事項と考える企業が多いと述べた。


関連国・地域: 英国EU
関連業種: 経済一般・統計雇用・労務政治

その他記事

すべての文頭を開く

オートノイム、ハンガリーに部品工場を開設(05/22)

建設フェロビアル、豪で廃棄物処理事業検討(05/22)

ライアンエアー、過去最高益 独西伊を中心に乗客数が拡大(05/22)

仏電力公社、英の風力発電資産を一部売却へ(05/22)

日立、伊子会社アンサルドの株式追加取得も(05/22)

ピボット・パワー、蓄電池網を展開(05/22)

オンライン家具販売ホーム24、IPOを検討(05/22)

BMW、英で8.8万台を追加リコール(05/22)

アストラ、米で高カリウム血症治療薬が承認(05/22)

法人旅行リード&マッケイ、星に事務所開設(05/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

各種ログイン