トヨタ、英工場に2.4億ポンド投資 サプライチェーンも効率化

トヨタ自動車は16日、イングランド中部ダービーシャー州のバーナストン(Burnaston)工場に2億4,000万ポンド超の新規投資を行うと発表した。新設計方針「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」に基づく車両生産を可能にするため、設備や技術、システムを刷新する。

投資資金のうち最大2,130万ポンドは、英政府が人材育成や研究開発(R&D)、環境対策の補助として拠出する。トヨタは併せて、英国内のサプライチェーンの効率化も進める。

TNGAは、セグメント間で部品を共通化するモジュラー設計に基づく方針で、2015年発売の4代目「プリウス」から採用されている。

欧州統括会社トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)のヨハン・ファンゼイル社長兼最高経営責任者(CEO)は、「当社は欧州生産拠点をグローバルレベルで競争力のある工場にするための取り組みを進めており、今回のTNGAの思想に基づく生産技術の導入もその一環」とコメント。英・欧州間で関税や貿易障壁のない市場アクセスが維持されることが、今後の成功に不可欠との考えを示した。

バーナストン工場は「アベンシス」と「オーリス」、ハイブリッド車(HV)版「オーリス」を生産し、年産能力は18万台。うち4分の3を欧州連合(EU)に輸出する。トヨタの英国内の生産拠点としては他にウェールズ北部ディーサイド(Deeside)のエンジン工場がある。いずれも1992年に操業を開始し、現在の従業員数は合わせて約3,000人。[日本企業の動向][環境ニュース][労務]


関連国・地域: 英国EUアジア
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車金融・保険社会・事件雇用・労務政治

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