• 印刷する

ドイツ人の病欠、20年ぶりの高水準

ドイツ人の病欠日数が、過去20年で最高水準に達している。上半期(1~6月)の罹患(りかん)率は全国平均で4.4%と、1年前から0.3ポイント上昇。背景には仕事量の増加や労働環境の変化があるという。独3位の健康保険組合DAKゲスントハイト(Gesundheit)の最新調査で、このような結果が明らかとなった。

それによると、DAKに加入する就労者の37%が年初からの6カ月で少なくとも1度は病欠したと回答。病欠日数は平均12.3日と、前年同期の11.7日を上回った。

罹患率を地域別に見ると、旧東独は5.5%、旧西独は4.2%。100人当たりの欠勤日数は旧東独が延べ1,000日、旧西独が758日に上った。

病欠の理由として最も多いのは腰痛など筋肉の痛みで、全体の21.7%に達した。次に多いのは呼吸疾患で、17.4%。精神疾患は15%と、1年前から0.9ポイント伸びている。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ドイツの2026年、新制度のポイント(2025/12/30)

大みそかの花火、販売開始=3日間限定(2025/12/30)

独、シリア人移民を強制送還=約15年ぶり(2025/12/30)

サムスン、ZFの運転支援事業を買収(2025/12/30)

【10大・3位】独メルツ政権が始動=雲行き怪しく(2025/12/30)

【10大・10位】欧州で風力発電に逆風=投資見直し相次ぐ(2025/12/30)

カズトランスオイル、初のEUオフィス開設(2025/12/24)

レオニ、ルーマニア西部の工場を来年閉鎖へ(2025/12/24)

VW、代理店モデルを終了へ ディーラー販売に回帰=欧州EV(2025/12/24)

メルセデス、米国各州と和解=排ガス不正(2025/12/24)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン