• 印刷する

テイクオフ:ロンドンのビクトリア&…

ロンドンのビクトリア&アルバート美術館で開催中の「コールド・ウォー・モダン」。第2次世界大戦直後から1970年まで、「鉄のカーテンの両側」をそれぞれ象徴するデザインやアートを集めた企画展だ。

ソファや食器から建築物の模型に至るまで、展示品は多種多様だが、1つのストーリーラインに基づいて陳列されている。戦争と殺戮への反省、社会主義に対する期待と反目、核戦争の恐怖、宇宙と未知なる世界へのあこがれ。過去の否定と未来への思いが、革新と歪みを生み出す。

そこで考えさせられる。人類は今、過去の何を否定し、未来に何を見ているのだろう?将来、「21世紀初頭」が検証の対象となったとき、「この時代の人々は、テロと気候変動による地球滅亡の恐怖におびえていた」――そんなストーリーラインが組まれるのだろうか。(玲)


関連国・地域: 英国
関連業種: メディア・娯楽マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

30年までにSAF10%義務化 航空業の脱炭素化、国内生産促進(04/26)

自然環境悪化、英経済成長を最大12%減速(04/26)

当局、米MSとアマゾンを調査=AI提携で(04/26)

資源アングロ、豪BHPが買収提案(04/26)

乗用車生産台数、3月は27.1%減少(04/26)

消費財PZカッソンズ、アフリカ撤退を検討(04/26)

英国、児童飲酒率で世界首位=WHO(04/26)

英独首相がベルリンで会談 防衛・安保面での連携強化で合意(04/25)

ヒースロー空港で従業員スト 5月7~13日まで、800人参加(04/25)

国防費をGDPの2.5%に拡大=30年までに(04/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン