• 印刷する

独経済に「著しい変化も」 連銀総裁、中東紛争の長期化警戒

中銀のドイツ連邦銀行のヨアヒム・ナーゲル総裁は16日、イスラエルとイランの紛争が長期化した場合の経済的リスクに警戒感を示した。原油価格が大幅に上昇する可能性に言及し、ドイツ経済の見通しは「著しく変化する恐れがある」と強調した。

ナーゲル氏はフランクフルトで開催された会合で講演し、ドイツ経済の道のりは、米国の関税政策の影響や、地政学的な不確実性が重しとなって、依然として困難だと述べた。

一方で、メルツ政権の積極財政が経済を下支えすると予想し、「年間で見ると、国内総生産(GDP)がわずかながら拡大する可能性は十分にある」との見方を語った。

ただ、「中東情勢の展開は予測できない」とも話し、紛争の長期化が景気や物価に及ぼすリスクに注意を促した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

独社の3割、対米投資を延期 中止は15%=関税の影響浮き彫り(07/25)

ケータリングのフェルマート、英同業が買収(07/25)

独仏首脳が会談、対米貿易交渉の立場確認(07/25)

オランダ、平均就業年数がEU最長(07/25)

独政府、連邦軍の調達迅速化法案を閣議決定(07/25)

オサピエンス、英国に3500万ユーロ投資(07/25)

ドイツ銀、第2四半期は黒字転換(07/25)

自動車塗装機器デュル、500人削減を計画(07/25)

ソフトSAP、人員削減を継続=CEO(07/25)

GfK消費者信頼感、8月も悪化(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン