• 印刷する

独、ウクライナの長距離兵器生産を支援

ドイツがウクライナの長距離兵器生産を支援するとの覚書を、両国の国防相が28日、独ベルリンで締結した。ドイツのメルツ首相は同日、ベルリンを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領との共同記者会見で、「射程距離に制限はなく、ウクライナは自国領土外の標的に対しても攻撃できる」と述べた上で、ロシア領内の軍事目標を狙える長距離兵器を「ウクライナとドイツで生産する」と発言した。

ドイツ国防省は「年内にかなりの数の長距離兵器を生産できるようになる」と述べ、早ければ数週間以内に配備される可能性があると明らかにした。生産する兵器はすでにウクライナ軍に導入されているもので、新たな訓練の必要はない。

ドイツ政府は長距離兵器の製造資金や弾薬供給、ウクライナでの医療機器の生産支援などに、総額50億ユーロを追加拠出する。

ウクライナ国防省は覚書の締結に併せ、ドイツの防衛企業ディール(Diehl)と、防空システムや砲弾の調達契約を結んだ。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: その他製造政治

その他記事

すべての文頭を開く

中国政府に例外適用申請 車部品各社=ネクスペリア問題(11/05)

車部品シェフラー、数千台の人型ロボ導入へ(11/05)

EV充電ポイント、16%増加も州でばらつき(11/05)

鉄鋼など向け電気料金制度、26年1月導入も(11/05)

殺処分、約100万羽に=鳥インフル(11/05)

ドイツ鉄道、10月の定時運行率は51.5%(11/05)

極右AfD議員の車が炎上=放火か(11/05)

車部品ZF、一時帰休も 半導体の供給網混乱で=中部工場(11/04)

ルフトハンザ、パイロットのスト回避(11/04)

独仏首脳、COP30出席見通しか(11/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン