• 印刷する

独経済、今年は0.3%縮小=商議所見通し

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は27日、2025年の国内総生産(GDP)成長率が、マイナス0.3%になるとの見通しを発表した。2月時点の0.5%縮小との予想からは引き上げたが、依然、戦後最長となる3年連続のマイナス成長は避けられないとみている。

DIHKは会員企業2万3,000社超を対象に調査を実施し、経済予測を取りまとめている。それによると、今年の政府の消費支出は前年比2%拡大する一方、輸出は米国の関税政策の影響で、2.5%落ち込むと予想している。

DIHKのヘレナ・メルニコフ代表業務執行理事は「私たち皆が望み、わが国が必要としている経済回復は、まだ兆しが見えていない」と述べた上で、「今年が失われた1年にならないよう、私たちは全力を尽くさなければならない」と危機感を示した。政府に対して「夏休み前に経済刺激策が速やかに実行されることを、企業は待ち望んでいる」と訴えた。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

極右AfDが台頭か 試金石のNRW州地方選(08/22)

第3四半期の経済、米関税で停滞へ=連銀(08/22)

テスラ、独工場で火災=バッテリーセル落下(08/22)

ユーロ圏総合PMI、8月は上昇=速報値(08/22)

ポルシェ、バッテリー子会社の事業停止へ(08/22)

千人当たりの乗用車台数、25年初頭は590台(08/22)

義肢オットーボック、IPOを計画か(08/22)

宿泊・飲食業界、上半期は3.7%減収(08/22)

独政界、CO2削減に遅れ 公用車の半数超、EU目標を超過(08/21)

対米貿易黒字、上半期は13%縮小=高関税で(08/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン