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英首相、ウクライナ訪問=100年協定調印

英国のスターマー首相は16日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナを支援する姿勢を改めて打ち出した。スターマー氏の同国訪問は、首相に就任した昨年7月以降初めてで、両氏は向こう100年間のパートナーシップ協定に調印した。

スターマー氏は同協定について、「きょう、あしただけでなく、ロシアとの戦争が終わり、ウクライナが自由と繁栄を取り戻した後も末永く100年にわたり支援を続けることを約束するものだ」と強調した。

英政府によると、同協定にはバルト海や黒海、アゾフ海でのロシアによる攻撃の抑止に向けた軍事協力や、医療や農業、航空宇宙、ドローンなどの先端技術での協力が含まれる。また、エネルギー、重要鉱物、グリーン鉄鋼生産などで英国がウクライナの優先的パートナーとしての地位を確保することも明記している。

スターマー氏は同日、ウクライナの新たな経済復興プログラムに4,000万ポンドを拠出する方針も明らかにした。新プログラムは民間投資を誘発し、援助に依存しない同国経済の復興を目指すとしている。


関連国・地域: 英国ウクライナ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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