英国のエネルギー新興企業オクトパス・エナジーは15日、スウェーデンの再生可能エネルギー開発事業者OX2のフランス事業を買収したと発表した。取引額は明らかにしていないものの、オクトパスにとってフランスで過去最大の取引だという。
OX2のフランス事業は、農地の上に太陽光パネルを設置することで、1つの土地を有効活用する「アグリボルタイック」を展開する。プロジェクト21件、総設置容量450メガワットを手がけている。オクトパスは、同事業の従業員15人を引き受ける。
オクトパスは、2025年末までにフランスの再生エネ開発に10億ユーロ超を投資する計画で、今回の取引もその一環。同社は昨年7月、農業施設の屋根への太陽光パネル設置を手がける、フランスのサンジェン(Sungen)10を買収した。仏政府が今年実施する洋上風力発電プロジェクトの入札に参加する方針も示している。[環境ニュース]
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