ドイツ連邦ネットワーク庁(BNetzA)は3日、2024年の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が59%になったと明らかにした。23年の56%から拡大した。政府は30年までに再生エネのシェアを80%に高める目標を掲げており、これにさらに近づいた。
総発電量は、431.7テラワット時で、前年比4.2%減少した。うち再生エネによる発電量は254.9テラワット時。一方、従来型エネルギーの総発電量は176.8テラワット時と、1年前から10.9%減少している。
再生エネを種類別に見ると、陸上風力発電が総発電量の25.9%、洋上風力発電が6%を占めた。太陽光発電は14.7%、バイオマス発電は8.3%。水力は4%、その他再生エネ発電は0.2%だった。
従来型エネルギーでは、褐炭が総発電量の16.4%、無煙炭が6.3%を占めた。天然ガスは13.2%だった。原子力は23年4月に原発の稼働を終了しており、ゼロとなった。[環境ニュース]
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