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独印首相、協力強化で合意 安保や技術革新=人材誘致も推進

ドイツのショルツ首相は25日、インドの首都ニューデリーで同国のモディ首相と会談し、二国間関係の強化について協議した。技術革新やテクノロジー、エネルギー、防衛・安全保障などの分野で連携を深めるほか、インドの高技能労働者をドイツに誘致することで合意した。

モディ首相は会談後の記者会見で、両国が人工知能(AI)や半導体、クリーン・エネルギーの分野で協力を強化するとともに、安全で信頼できる強靭な国際供給網の構築を促すことで合意したと話した。また、防衛・安全保障分野での協力強化に向け機密情報の交換に関する協定を締結したほか、テロ対策に共同で取り組むための相互司法共助条約にも調印したとしている。

ドイツ政府によると、両国はインドの高技能労働者をドイツに誘致するための覚書も結んだ。

ショルツ氏はX(旧ツイッター)で、モディ氏に友好的な歓迎への感謝の意を表し、「今の世界にはインドとドイツのような友好国および同盟国が必要だ」とコメントした。

ショルツ氏はこの後、第7回「ドイツ・インド政府協議」を主宰し、「ドイツ企業アジア・太平洋会議」にも出席。ドイツ企業に対し、「両国間には、貿易・投資を一段と拡大する大きな潜在的可能性がある」と話した。26日にはインド南西部ゴア州を訪問し、これに合わせてドイツ海軍の軍艦が同州に寄港する予定となっている。[労務]


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: IT・通信電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治社会・事件

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