• 印刷する

投資サミットで630億ポンド 英政府、成果強調=昨年の2倍超

英政府は14日、ロンドンで開催した「国際投資サミット」で総額630億ポンドの民間投資を獲得したと発表した。規模としては保守党政権下で開催された昨年の2倍超に上るとして、成果を強調している。

新たに発表された投資は、英アソシエーテッド・ブリティッシュ・ポーツ(ABP)がイングランド東部イミンガム港の貨物ターミナル建設に向けて振り向ける2億ポンドや、インペリアル・カレッジ・ロンドンが先端技術の研究開発(R&D)拠点設立に投じる1億5,000万ポンドなど。総額の630億ポンドには、これに先立ち発表されていた米サイラスワン(CyrusOne)など4社によるデータセンター建設への投資63億ポンドや、英政府が二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)プロジェクトに拠出する217億ポンドなども含まれている。米投資会社ブラックストーンも英国での人工知能(AI)向けデータセンターの建設に向け、100億ポンドを投資すると発表していた。

レイノルズ・ビジネス貿易相は「記録的な投資総額は、英国への信頼感と、産業とイノベーションの安定性を示している」と強調。こうした投資によって全土で約3万8,000人の新規雇用が創出される見込みだとしている。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

英、インフラに7250億ポンド 道路・学校・住宅など=今後10年で(06/20)

中銀、4.25%に金利据え置き=物価上昇加味(06/20)

世界競争力ランキング、スイスが首位=25年(06/20)

独保険アリアンツ、英国で650人削減へ(06/20)

TSBバンク、複数行が買収の意向表明か(06/20)

豪投資マッコーリー、英3空港の株式取得(06/20)

英沖で浮体式風力開発へ=エクイノールなど(06/20)

ロンドンの労働生産性、コロナ前水準に低下(06/20)

鉄鋼・医薬品は7月合意も 英、来週に米と交渉=貿易協定(06/19)

ノルウェー、世界最大のCCS事業本格始動(06/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン