英政府統計局(ONS)は13日、6月(3カ月ベース)の失業率が4.2%になったと発表した。前月から0.2ポイント下がり2月以来の低水準となった。
失業者数は143万5,000人と、前月から約9万3,000人減った。就業者数は約9万5,000人増え、3,309万4,000人だった。就業率(16~64歳)は74.5%と、前月から0.1ポイント上昇した。
18~24歳の若年層に限ると、6月の失業率は12%と前月から横ばい。失業者数は約5,000人減り、44万5,000人だった。
英国は求職者手当を受ける資格のない人も含めるILO(国際労働機関)基準を採用している。7月の求職者手当申請者数は、前月から8.1%増の180万1,400人だった。
■平均給与は上昇
6月(3カ月ベース)の週当たり平均給与(ボーナス除く)は645ポンドと、1年前から5.4%上昇。伸びは前月から0.4ポイント減速したが、6月のインフレ率(2%)を上回った。
業種別に見ると、金融は6.2%、製造は6%それぞれ上昇した。サービスは5.5%上がった。卸売り・小売り・ホテル・レストランも4.7%伸びている。
ボーナスを含む給与は690ポンドと4.5%上昇。伸びは前月の5.7%から減速した。[労務]
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