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英首相、支持率30%台に低下 就任後初=暴動対応で不満増大か

英国各地で反移民暴動が相次いだことを受け、スターマー首相の支持率が低下している。英インターネット調査会社ユーガブ(YouGov)が8日発表した最新の世論調査によると、7月5日の就任以降は40%台を維持していたが、今回37%に低下した。背景には、暴動に対する対応への不満があるようだ。

ユーガブの最新調査は、8月5~6日に行われた。それによると、スターマー氏の支持率は7月31日の前回調査より3ポイント低い37%となり、不支持率は53%と4ポイント増えた。

支持率から不支持率を差し引いた純支持率はマイナス16ポイントとなり、総選挙直前のマイナス18ポイントに近い水準に低下している。就任後はこの数値が改善し、7月中旬には支持率・不支持率共に44%で、純支持率0ポイントを記録していた。

スターマー氏の暴動への対応を評価しない人は49%に上り、評価する人の31%を大きく上回っている。

ただ、同氏の純支持率はスナク前首相(マイナス48ポイント)や右派ポピュリズム政党リフォームUK(旧ブレグジット党)のファラージ党首(マイナス42ポイント)と比べると依然として高い。特にファラージ氏は、支持率が前回から2ポイント低下して25%となる一方、不支持率は5ポイント上昇し67%に達した。回答者の47%は、同氏に一連の暴動に対する責任があるとみている。


関連国・地域: 英国
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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