• 印刷する

EU、トップ人事で結論先送り=月内再協議

欧州連合(EU)は17日、ベルギーの首都ブリュッセルで非公式の首脳会議を開催し、次期欧州委員長など主要ポストの人事案について協議した。現職のフォンデアライエン欧州委員長らは今秋に任期切れとなるが、具体的な合意に至らず。結論は27~28日に行われる首脳会議に持ち越された。

今回の首脳会議は、6~9日に実施された欧州議会選挙以降で初めて行われた。フォンデアライエン氏の続投の是非のほか、ミシェルEU大統領やEU外相に当たるボレル外交安全保障上級代表の後任についても協議した。

ミシェル氏は会議後、「良い話し合いで正しい方向に向かっているが、合意には至らなかった」として、決定にはさらなる時間が必要だとの認識を示した。

欧州委員長は、欧州議会選の結果を踏まえてEU首脳会議で指名され、欧州議会が承認する。フォンデアライエン氏は最大会派の中道右派「欧州人民党(EPP)」に所属し、EPPは今選挙でも議席を伸ばしたため、同氏の続投が有力視されている。[EU規制]


関連国・地域: EU
関連業種: 雇用・労務政治

その他記事

すべての文頭を開く

ユーロ圏景況感、6月は悪化(06/28)

EU、ウクライナ産卵・砂糖への課税再開へ(06/28)

日本車の対欧輸出、5月は日産除き不振(06/28)

EU・タイのFTA交渉、次回は11月(06/28)

欧州求職者の英国離れ進む アジア・アフリカ出身者が穴埋め(06/27)

ブルガリア、ユーロ導入基準に未達(06/27)

【ウイークリー統計】第167回 EUの乗用車保有率、10年で15%拡大(06/27)

中国EV関税、引き下げか EU、追加の最高税率37.6%に(06/27)

NATO、次期事務総長にルッテ氏を選出(06/27)

欧州委、米MSのソフトのセット販売問題視(06/27)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン