• 印刷する

インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報

中銀のドイツ連邦銀行は22日に発表した月報で、5月に国内のインフレ率が再び加速に転じ、今後数カ月はやや高い水準で推移するとの見通しを示した。賃金の上昇ペースが予想を上回り、サービス業の物価上昇圧力が強まっているためとしている。

労働協約で決まった賃金は手当や付加給付などを含めると、第1四半期(1~3月)に前年同期比6.2%上昇し、昨年第4四半期の3.6%から伸びが加速。一時金を除いても3%増と、前期を上回っている。このため連銀は、「基本的にディスインフレのプロセスには依然としてリスクがある」と述べ、サービス業に対する強い価格上昇圧力が長引くとみている。

ドイツの国内総生産(GDP)は第1四半期に前期比0.2%増えたが、連銀は第2四半期について、「再びわずかに拡大する可能性が高い」と指摘。個人消費とサービス業のさらなる回復が見込まれ、景気拡大が徐々にスピードを上げていくとの見方を示した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

カズトランスオイル、初のEUオフィス開設(12/24)

レオニ、ルーマニア西部の工場を来年閉鎖へ(12/24)

VW、代理店モデルを終了へ ディーラー販売に回帰=欧州EV(12/24)

メルセデス、米国各州と和解=排ガス不正(12/24)

ポルシェ、中国でEV充電網の廃止計画(12/24)

防衛ラインメタル、ポーランド社と技術契約(12/24)

軍用ドローンのスターク、弾頭試験に成功(12/24)

高速道路A45号線、高架橋が4年ぶり再開通(12/24)

有権者の17%、メルツ政権の来年崩壊を予想(12/24)

副首相、ICE固執に警鐘 「モビリティーの未来は電動」(12/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン