• 印刷する

鉱工業生産、落ち込み加速か=独産業連盟

ドイツ産業連盟(BDI)は22日、今年の鉱工業生産が、前年比1.5%減少するとの見通しを明らかにした。2023年の0.5%減から、落ち込みが加速するとみている。需要が大幅に低迷しており、回復は下半期(7~12月)になると予想している。

BDIのルスブルム会長は、世界最大級の見本市の一つ「ハノーバー・メッセ」の開幕にあたり記者会見をした。欧州経済について、「戦争やエネルギー価格の高騰、インフレによるコスト増加で大きな打撃を受け、回復には予想よりも大幅に時間がかかっている」と見解を語った。中でもドイツの回復が遅く、欧州の他国の足を引っ張っていると述べた。

ただルスブルム氏は、低迷は底を打ったとみている。さらなる安全保障上のリスクなどが発生しなければ、25年には、ドイツの経済成長や鉱工業生産、輸出事業はある程度安定するとの見方を示した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

ドイツ鉄道、CEOを解任 運輸相「新戦略に不適格」(08/18)

イスラエルへの武器輸出停止、圧倒的支持(08/18)

チョコのリンツ、独から米へ生産移転も(08/18)

穀物収穫量、25年は10%増加見通し(08/18)

インフィニオン、米同業の事業買収を完了(08/18)

熱交換ケルビオン、米投資アポロが買収へ(08/18)

ドイツで現金派が減少=カード決済浸透(08/18)

経済学者、政策に低評価 メルツ政権の改革遅れ指摘(08/15)

BNP、メルセデスのリース部門買収検討か(08/15)

BMW、バイエルン州の塗装工場を拡張(08/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン