• 印刷する

独中首脳、貿易環境を協議 競争条件改善に向け関係発展へ

ドイツのショルツ首相は16日、中国・北京で習近平国家主席と会談した。ウクライナ問題や、公正な貿易環境の構築などについて協議した。ショルツ氏は、中国市場におけるドイツ企業の競争条件改善に向けて、中国政府と取り組みを進めたいと述べた。経済紙ハンデルスブラットなどが報じた。

習主席は「中国とドイツのサプライチェーン(供給網)は深く絡み合い、市場は高度に依存し合っている」と強調した。両国の協力は「リスクではなく、確固とした連携や将来のチャンスを保証するものだ」と述べ、長期的かつ戦略的な観点で関係を発展させるよう求めた。

ロシアによるウクライナ侵攻については、ショルツ氏は「国際秩序全体が損なわれる」と警鐘を鳴らし、ロシアに対する影響力を行使するよう中国に呼びかけた。一方、習主席は「中国は当事国でも参加者でもない」との立場を改めて説明し、「中国は常に独自の方法で和平交渉に向けた取り組みを推進してきた」と主張した。


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

35年のICE車禁止に反対 与党協議、PHV購入補助も合意(12/01)

軍用無人機のクオンタム、1.8億ユーロ調達(12/01)

独化学ヘンケル、ブカレストに新拠点開設(12/01)

インフレ率、11月は2.3%で横ばい=速報値(12/01)

小売売上高、10月は0.3%減少(12/01)

実質賃金、第3四半期は2.7%上昇(12/01)

失業率、11月も6.3%で横ばい(12/01)

旧東独・秘密警察の文書、今も手作業で修復(12/01)

中国市場の苦戦「数年続く」 メルセデスCEO、淘汰に時間(11/28)

化学ワッカーケミー、1500人削減へ(11/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン