• 印刷する

連邦議会、24年度予算案可決 「債務ブレーキ」順守=5年ぶり

ドイツ連邦議会(下院)は2日、2024年度政府予算案を可決した。新たな借り入れを制限する「債務ブレーキ」を順守する内容で、連邦参議院(上院)も同日承認した。今年度予算は、連邦憲法裁判所が過去の予算を無効とする判断を下した影響で、成立が遅れていた。

債務ブレーキは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に停止。ロシアのウクライナ侵攻などを受けてそのまま継続されていたが、5年度ぶりに復活する。

今年度の支出額は4,768億1,000万ユーロ。23年度から3.4%増加した。借入額は390億3,000万ユーロで、憲法に相当する基本法で定められた枠内に収まる。

税収は、当初の政府案より22億7,000万ユーロ多い3,776億1,000万ユーロと見込む。前年度からの繰越金など、その他の歳入は601億7,000万ユーロで、政府案を63億8,000万ユーロ上回った。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

商用車ダイムラー、5千人減 独で30年までに=生産移転も(07/10)

上半期の独EV市場、VWシェア46%に上昇(07/10)

独車の米国販売、BMW除く4社が不振(07/10)

変速機レンク、無人地上車ARXと提携(07/10)

ウニクレディト、コメルツ株保有20%に拡大(07/10)

ライン川、低水位続く=貨物船の航行に支障(07/10)

エアコン購入への関心、熱波襲来も低く=独(07/10)

商議所、東部経済へ打撃懸念 ポーランドの国境管理強化(07/09)

プラハ―コペンハーゲン直通列車、来春開始(07/09)

シーメンス、鉄道車両工場の拡張を完了(07/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン