• 印刷する

連邦議会、24年度予算案可決 「債務ブレーキ」順守=5年ぶり

ドイツ連邦議会(下院)は2日、2024年度政府予算案を可決した。新たな借り入れを制限する「債務ブレーキ」を順守する内容で、連邦参議院(上院)も同日承認した。今年度予算は、連邦憲法裁判所が過去の予算を無効とする判断を下した影響で、成立が遅れていた。

債務ブレーキは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に停止。ロシアのウクライナ侵攻などを受けてそのまま継続されていたが、5年度ぶりに復活する。

今年度の支出額は4,768億1,000万ユーロ。23年度から3.4%増加した。借入額は390億3,000万ユーロで、憲法に相当する基本法で定められた枠内に収まる。

税収は、当初の政府案より22億7,000万ユーロ多い3,776億1,000万ユーロと見込む。前年度からの繰越金など、その他の歳入は601億7,000万ユーロで、政府案を63億8,000万ユーロ上回った。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

経済刺激策、7月上旬までに 初の与党協議、60項目で合意(05/30)

RIC、独シーメンスと再生エネ推進で協業(05/30)

独、ウクライナの長距離兵器生産を支援(05/30)

ラインメタル、ノキアと独軍の通信網開発へ(05/30)

欧州北部の主要港、船舶が遅延=関税影響か(05/30)

自動車大手3社、関税緩和へ米と協議(05/30)

電力RWE、仮想蓄電池サービス開始(05/30)

がん治療薬開発のITM、2.6億ドル調達(05/30)

独NRW州首相、五輪招致へ構想提示(05/30)

テレコム、AIデータセンター建設へ協議(05/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン