英政府は13日、27日に「国際投資サミット」を開催すると発表した。世界から大手投資会社や銀行のトップなど200人以上が参加する。英国への国外からの投資が低迷する中で、ハイテク産業やライフサイエンス産業、クリエーティブ産業などに投資を呼び込むことを狙っている。
サミットでは、人工知能(AI)や量子技術、農業技術、クリーン技術、先端製造業、ライフサイエンス、ファッションビジネスなどの分野で、国内各界の第一人者とともに英国のイノベーションを投資家に紹介する。政府は、英国がビジネスをしやすい国であることを訴えることで、数十億ポンドに上る投資の促進を目指す。
パネルディスカッションでは、スナク首相が米投資会社ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)とともに、スキルとテクノロジーへの投資の重要性について論じる。米投資銀行ゴールドマン・サックスや米JPモルガン・チェース銀行、英保険大手アビバ、スペインの電力大手イベルドローラなどのCEOも集まる。サミットの主要パートナーには英金融大手のバークレイとHSBC、ロイズ・バンキング・グループが決まっている。
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