市場調査会社GfK―NOPが7月31日発表した7月の消費者信頼感指数はマイナス29ポイントとなり、2カ月連続で横ばいだった。同指数は過去7カ月間にわたり、マイナス29~マイナス31ポイントの間で推移。政府はさまざまなてこ入れ策を打ち出しているものの、消費者の購買意欲を取り戻すには至っていない。
GfKは毎月、約2,000人の消費者を対象にアンケートを実施。今回の調査は7月6日から15日にかけて行われた。
7月は5つのサブ指数のうち、「過去12カ月の家計状況」と「向こう12カ月の家計見通し」がいずれも落ち込んだ一方、「過去12カ月の一般的な経済状況」と「向こう12カ月の一般的な経済状況」は改善した。「大きな買い物をする意欲」は3ポイント低下している。
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