連邦労働局が7月31日発表した7月の失業率(季節調整済み)は6.8%となり、前月の改定値から横ばいだった。ただ、季節調整前の失業率は6.8%と0.2ポイント上昇しており、ユーロ圏債務危機の影響がドイツに波及してきているようだ。
連邦労働局は、7月は学校を卒業した若者が一時的に失業者として登録するため、例年失業率は上昇すると説明している。地域別の失業率(季節調整済み)は、旧西独が5.9%、旧東独が10.3%だった。
失業者数は287万5,971人と6万6,866人増加した。1年前からは6万3,277人減っている。
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