• 印刷する

英、ナイジェリア投資強化へ 年内に2億ドル=現地事務所開設

英国の政府系投資機関ブリティッシュ・インターナショナル・インベストメント(BII、旧CDCグループ)は、ナイジェリアの最大都市ラゴスに新たに現地事務所を開設し、年末までに2億ドルを投資すると発表した。アフリカでは南アフリカやケニア、エジプトに続く4カ所目の事務所となり、西アフリカでの投資活動を管轄する。

ブルームバーグの取材に応じた現地事務所の代表ベンソン・アデヌガ氏は、「アフリカ全体で毎年10億ドルを投資する予定で、その多くはナイジェリアだ」と述べ、BIIとしてナイジェリアの経済開発に力を入れると強調した。

BIIは、ナイジェリア、ケニア、ウガンダの戦略的な場所でスマート技術を駆使した倉庫を建設する予定。収穫済みの穀物を長期保管することで、食糧の備蓄を拡大することを目指す。

ナイジェリアは英国の旧植民地で、今回の投資は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の目標2「飢餓をゼロに」や、目標8「働きがいも経済成長も」にも貢献するとしている。


関連国・地域: 英国アフリカ
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英財政に「深刻なリスク」 政策効果は限定的=予算局が指摘(07/09)

マクロン仏大統領、国賓待遇で訪英(07/09)

英政府、富裕税の導入検討か=元党首が提言(07/09)

英、陸上風力への申請増えず=規制撤廃後も(07/09)

格安航空の運賃上昇、税や手数料引き上げで(07/09)

アスエネ、脱炭素支援の英社と合意書締結(07/09)

住友商事、英のCO2輸送管開発事業へ出資(07/09)

英当局、デジタル銀モンゾに制裁金(07/09)

中国・奇瑞汽車、SUV新モデルを英国展開(07/09)

建設業PMI、6月は上昇も分岐点割れ(07/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン