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4~6月の失業率、8%に改善

政府統計局(ONS)は15日、4~6月の失業率が8%になったと発表した。3~5月(改定値)から0.2ポイント低下。失業者数は256万人と、4万6,000人減っている。ロンドン五輪開催による求人の増加が雇用状況の改善に寄与した。

16~24歳の若年層に限ると、失業者数は101万人と、4,000人減少している。失業率は21.5%と0.3ポイント低下した。

全体の就労者数は20万1,000人増の2,948万人。就労率は71%と0.4ポイント上昇した。

英国は求職者手当を受ける資格のない人も含めるILO(国際労働機関)基準を採用している。6月の求職者手当申請者数は前月から5,900人減って159万人となった。市場では6,000人の増加と見られていた。

2年以上の長期にわたる求職者数は42万2,000人と、前月から4,000人減った

■6月の平均賃金、1.6%上昇

ONSは併せて、6月の賃金統計も明らかにした。週当たり平均給与(ボーナス含む)は469ポンドで、1年前から1.6%上昇。5月の1.5%から伸びが加速した。

ボーナスを除いた給与は442ポンドと、1.8%上昇した。


関連国・地域: 英国
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

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