連邦統計庁は29日、8月の消費者物価指数(CPI、速報値)が前年同月比2%上昇したと発表した。これまで3カ月連続で2%を下回っていたが、今回は予想外に伸びが加速している。
CPIは前月比では0.3%上昇。自動車燃料や暖房油が大きく値上がりし全体を押し上げた。
欧州連合(EU)基準で見ると、8月のCPIは前年同月比2.2%上昇しており、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%を上回っている。前月比では0.3%上昇した。
29日付ロイター通信によると、半世紀ぶりの干ばつにみまわれている米国や黒海周辺での穀物の不作により、今後に食品価格が高騰する可能性もある。
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