• 印刷する

独経済、インフレ継続で停滞 第3四半期GDPは横ばい=連銀

中銀のドイツ連邦銀行は21日に発表した月報で、インフレ率は今後も長期的に2%を超える水準で推移し、経済の停滞が続くとの見方を示した。第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は横ばいで推移するとの見方を示している。

第2四半期のインフレ率は6.9%に鈍化したが、依然として高止まりしている。連銀は今回、インフレ率を中期的に2%とする目標の達成は困難とした。

第3四半期は鉱工業生産の低迷は続くものの、インフレが鈍化する一方で給与水準は上がっており、個人消費が回復すると予想。雇用は今後しばらくは安定して推移するとみる。

欧州中央銀行(ECB)は昨年7月に11年ぶりの利上げに踏み切って以来、9会合続けて0.25~0.75ポイントの引き上げを繰り返している。このため、ユーロ圏の市場介入金利(最重要の政策金利)は1年間でゼロ%から4.25%に上昇している。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

26年度予算案、閣議決定 1267億ユーロ投資=過去最大(07/31)

GDP、第2四半期は0.1%縮小=速報値(07/31)

自動車メルセデス、第2四半期は68%減益(07/31)

ポルシェ、上半期は67%減益=米関税響く(07/31)

IMF、ユーロ圏経済見通し引き上げ(07/31)

BMW、欧州メディア戦略で電通を起用(07/31)

ウニクレディト、コメルツ株保有比率が拡大(07/31)

小売売上高、6月は1%増加(07/31)

EU、ポーランドの国家補助を本格調査(07/31)

1720億ユーロの財源不足か 独政府、27~29年の3年間で(07/30)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン