• 印刷する

独経済、インフレ継続で停滞 第3四半期GDPは横ばい=連銀

中銀のドイツ連邦銀行は21日に発表した月報で、インフレ率は今後も長期的に2%を超える水準で推移し、経済の停滞が続くとの見方を示した。第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は横ばいで推移するとの見方を示している。

第2四半期のインフレ率は6.9%に鈍化したが、依然として高止まりしている。連銀は今回、インフレ率を中期的に2%とする目標の達成は困難とした。

第3四半期は鉱工業生産の低迷は続くものの、インフレが鈍化する一方で給与水準は上がっており、個人消費が回復すると予想。雇用は今後しばらくは安定して推移するとみる。

欧州中央銀行(ECB)は昨年7月に11年ぶりの利上げに踏み切って以来、9会合続けて0.25~0.75ポイントの引き上げを繰り返している。このため、ユーロ圏の市場介入金利(最重要の政策金利)は1年間でゼロ%から4.25%に上昇している。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

経済刺激策、7月上旬までに 初の与党協議、60項目で合意(05/30)

RIC、独シーメンスと再生エネ推進で協業(05/30)

独、ウクライナの長距離兵器生産を支援(05/30)

ラインメタル、ノキアと独軍の通信網開発へ(05/30)

欧州北部の主要港、船舶が遅延=関税影響か(05/30)

自動車大手3社、関税緩和へ米と協議(05/30)

電力RWE、仮想蓄電池サービス開始(05/30)

がん治療薬開発のITM、2.6億ドル調達(05/30)

独NRW州首相、五輪招致へ構想提示(05/30)

テレコム、AIデータセンター建設へ協議(05/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン