ドイツの経済・気候保護省は8日、3月の鉱工業生産指数(2015年=100、稼働日数・季節要因調整済み)が97.8ポイントとなり、前月比3.4%低下したと発表した。2月のプラス2.1%(改定値)からマイナスに転落。自動車生産の減少が響き、市場予想を上回る落ち込みとなった。
分野別では製造業が3.3%縮小。うち資本財は4.4%減り、中間財は3.5%下向いた。消費財は0.1%のマイナスだった。建設業は4.6%減った半面、エネルギーは0.8%拡大した。
自動車・自動車部品は6.5%減少。機械エンジニアリングは3.4%落ち込んだ。
鉱工業生産は、前年同月比(稼働日数調整済み)では1.8%伸びている。
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