ドイツ連邦統計庁は30日、2022年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP、季節要因・稼働日数調整済みの速報値)が前期比で0.2%減少したと発表した。第3四半期の0.5%増からマイナスに転じた。物価やエネルギー価格の高騰により個人消費が圧迫されたことなどが響いた。
GDPは前年同期比では1.1%拡大した。
22年のGDP(稼働日数調整済みの改定値)は前年比1.8%増加。速報値から0.1ポイント下方修正された。
中銀のドイツ連邦銀行は先に発表した月報の中で、最新の経済データは昨年12月時点の見通しよりも全体的に良好となり、ドイツ経済が予想以上に強靭(きょうじん)であることを示していると報告した。
ドイツの第4四半期GDPの改定値は2月24日に発表される予定。
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