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1月は7カ月ぶり分岐点越え ユーロ圏総合PMI=速報値

米国の金融情報サービス大手S&Pグローバルは24日、1月のユーロ圏総合PMI(購買担当者景気指数、速報値)が50.2となったと発表した。昨年12月から0.9ポイント改善し、過去7カ月で最高を記録。景気の「改善」と「悪化」の境目である50を、7カ月ぶりに上回った。

ユーロ圏の製造業PMIは48.8と、前月から1ポイント上昇。生産高の減少ペースは昨年6月以降で最も減速した。新規受注の落ち込み幅は、昨年5月以降で最小となっている。

製造業PMIの国別データを見ると、ドイツは47と、前月から0.1ポイント低下。フランスは1.6ポイント上がって50.8となり、過去7カ月で最高を記録した。

ユーロ圏総合指数のうち、仕入れ価格の上昇幅は2021年4月以降で最小となったが、なお高水準にある。出荷価格の伸びは前月をやや上回った。事業見通しは昨年5月以来の高水準。雇用の伸びは、過去3カ月で最も大きい。

■サービス業も改善

ユーロ圏のサービス業PMIは50.7と、前月から0.9ポイント上昇。国別ではドイツが50.4と、前月から1.2ポイント上向いた。過去7カ月で最も高い。フランスは0.3ポイント下がり49.2と、過去22カ月で最低を記録した。

S&Pグローバルのクリス・ウィリアムソン首席ビジネス・エコノミストは、「年始のユーロ圏経済は堅調に推移しており、景気後退を回避する可能性が強くなった」とコメント。価格下落によるエネルギー市場に対する懸念緩和を背景に、景気低迷の底は昨年10月だったことを示唆していると分析した。一方で、需要の停滞が続いていることから、危機を脱した訳ではないと警鐘を鳴らしている。

■英は悪化

1月の英国の総合PMI(速報値)は47.8。前月から1.2ポイント低下し、6カ月連続で分岐点割れとなった。過去24カ月で最低を記録している。新規受注の縮小幅は昨年8月以降で最も小さい。雇用は減少した。

製造業PMIは46.7で前月から1.4ポイント上昇。サービス業PMIは1.9ポイント下がり48と、過去24カ月で最低となった。


関連国・地域: EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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