連邦経済技術省は5日、4月の製造業受注指数(2005年=100、季節調整済み)が110.7ポイントとなり、前月比1.9%下落したと発表した。世界的な景気の減速を反映して国外受注がマイナスに転じ、昨年11月以来で最大の落ち込みを記録した。
4月は国外受注が3.6%減と、前月の4.4%増からマイナスに転じた。うちユーロ圏は1.8%減少。非ユーロ圏も前月の6.6%増から4.7%減に大きく落ち込んだ。国内受注は0.4%のプラスを確保している。分野別では消費財が5%減に沈んだほか、投資財と中間財はそれぞれ3.3%、0.9%減っている。
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