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英下院の補欠選、最大野党・労働党が圧勝

英国イングランド北西部のチェスターで1日、下院(定数650)の補欠選挙が行われ、最大野党・労働党の候補が圧勝した。保守党政権への不満が浮き彫りとなった格好で、10月に就任したスナク首相は初の選挙戦で敗北を喫した。

労働党のサマンサ・ディクソン候補は、1万7,309票を獲得して保守党候補の6,335票を大きく上回り、得票率は61%に達した。投票率は41%だった。

労働党のスターマー党首は今回の結果について、「国民が12年にわたる保守党政権にうんざりし、労働党がもたらす変化を求めているという明らかなメッセージをスナク保守党政権に突き付けた」とコメントしている。

BBC電子版によると、2019年の前回選挙では労働党候補が保守党候補に6,164票差で勝ったが、今回は10,974票の差をつけた。有権者の13.6%が保守党から労働党にくら替えした格好となる。専門家は、これと同じことが全選挙区で起きれば次回総選挙で労働党が過半数議席を獲得するとみている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 政治

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