英国の政府統計局(ONS)は12日、7月の鉱工業生産指数(2019年=100、季節要因調整済み)が97.7ポイントとなり、前月比0.3%低下したと発表した。6月のマイナス0.9%から落ち込みは緩和した。
製造業生産指数は99.3ポイントと0.1%上昇。前月のマイナス1.6%からプラスを回復した。全13の産業分野のうち7分野で前月を上回った。うち産業機械・機器は3.3%拡大。木材・製紙・印刷は2.4%伸び、コンピューター・電子機器・光学機器は1.4%、輸送機器は1.3%それぞれ増えた。一方、コークス・石油精製品は7%縮小。医薬品は2.3%落ち込んだ。
電力・ガス・蒸気・空調供給は3.4%、水道・下水・廃棄物管理は2.1%それぞれ縮小。半面、採鉱・採石は3.5%増えた。
前年同月比で見ると、鉱工業生産と製造業生産は共に1.1%拡大した。
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