失業率、8.3%に低下=9カ月ぶりに改善

政府統計局(ONS)は18日、2011年12月~2012年2月の失業率が8.3%になったと発表した。前の3カ月(改定値)から0.1ポイント低下。失業者数は265万人と、3万5,000人減っている。失業率は昨年5月以降で初めて改善しており、景気回復に伴い労働市場が安定化しつつあるとの見方もある。

16~24歳の若者の失業者数は、103万人と、9,000人減少。失業率は22.2%と0.1ポイント改善している。

全体の就労者数は5万3,000人増の2,917万2,000人。就労率は70.4%と0.1ポイント上昇した。

英国は求職者手当を受ける資格のない人も含めるILO(国際労働機関)基準を採用している。3月の求職者手当申請者数は161万3,000人。前月から3,600人増加し、過去2年半近くで最高となった。

最大野党・労働党から緊縮財政の行き過ぎを批判されているキャメロン首相にとって、失業率の改善は朗報。ただ、BBC電子版によると、ONSのニック・パーマー氏は「長期的視点で見ると失業率は昨夏、大幅に上昇している。年末に向けて上昇ペースは鈍り、今回は改善したが、1年前と比べるとまだかなり高い水準にある」としている。

■2月の平均賃金、1.2%上昇

ONSは併せて、2月の賃金統計も明らかにした。週当たり平均給与(ボーナス含む)は462ポンドで、1年前から1.2%上昇。1月の0.5%から伸びが加速している。

ボーナスを除いた給与は439ポンドと、1.7%上昇。業種別では製造が1.7%、サービスが1.8%それぞれ伸びた。


関連国・地域: 英国
関連業種: 経済一般・統計製造一般商業・サービス雇用・労務政治

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