連邦統計庁は26日、4月の消費者物価指数(CPI、速報値)が前年同月比2%上昇したと発表した。エネルギーの値上がりペースが鈍かったことで、3月の伸びを0.1ポイント下回り、1年2カ月ぶりの低水準となった。CPIは前月比では0.3%上昇した。
欧州連合(EU)基準で見ると、4月のCPIは年率で2.2%、前月比では0.2%上昇した。
ブルームバーグによると、現地の専門家は「短期的にはインフレ率は原油価格の動きに左右される」と指摘。原油が一定の水準に値下がりすれば、インフレ率は年後半にも2%を下回る可能性が高いと分析している。
インフレ率の詳細は5月11日に公表される予定。
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