• 印刷する

独、感染高リスク地域から約40カ国を除外

ドイツ政府は、新型コロナウイルスの感染高リスク国・地域リストから約40カ国・地域を除外した。これには、イタリアやポーランドなど一部の欧州連合(EU)加盟国をはじめ、非加盟国も含まれる。この措置は既に施行されており、ドイツに渡航する際の自主隔離要件が免除される。国立ロベルト・コッホ研究所が発表した。

感染高リスク国・地域リストからの除外対象には他に、EU加盟国ではオランダやベルギー、ルクセンブルク、スウェーデン、ハンガリー、ブルガリア、クロアチアなどが含まれる。EU非加盟国では、アルバニア、オーストラリア、フィリピン、ウクライナなど約30カ国・地域が対象。

これにより、該当国・地域からのドイツへの渡航者は今後、入国前の登録を行う必要がなくなるほか、自主隔離要件も免除される。ただ、引き続き、EU加盟国からの渡航者はワクチン接種証明書か、感染からの回復または検査での陰性証明書が、EU非加盟国からの渡航者はワクチン接種証明書の提示がそれぞれ求められる。

なおザ・ローカルによると、ドイツ保健省は3月4日から、変異株「オミクロン株」よりも重度の症状を引き起こす危険性の高い変異株が流行している国・地域だけを、厳格な渡航規制の対象とするよう規則を変更する予定という。これにより、EU非加盟国のワクチン未接種者でもドイツへの入国が認められる見通し。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

商用車MAN、独で2300人減 ポーランド移転、近く決定か(11/21)

自動車部品インテル・カルス、独市場攻略へ(11/21)

高級車アウディ、米国向けSUV開発を検討(11/21)

自動車部品ブローゼ、宇宙事業に参入へ(11/21)

自動車産業の従業員数、11年以来の低水準(11/21)

独企業、7万人の雇用を国外移転=21~23年(11/21)

シュツットガルト駅改築、開業予定また延期(11/21)

生産者物価、10月は1.8%低下(11/21)

商用車MAN、ポーランドへ生産移転を計画(11/20)

英、13カ所に弾薬工場新設 20年ぶり大量生産=来年着工へ(11/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン