• 印刷する

英、感染者隔離5日間に短縮 職場の人員不足緩和目指す

英国のジャビド保健・社会福祉相は13日、イングランドにおける新型コロナウイルスの感染者を対象とした自主隔離の期間を、従来の7日間から5日間に短縮すると発表した。17日から適用され、隔離5日目と6日目のラテラルフロー検査の結果がいずれも陰性だった場合に、6日目から隔離を終了できる。

同相は、英保健安全保障庁(UKHSA)のデータによると、感染者の3分の2は5日目までに感染力を失うと説明。医療を含む複数の分野での人員不足を緩和するため、隔離終了のリスクを最小限に抑えながら経済活動の最大化を目指すとしている。

新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大により自主隔離の対象者が増える中、医療や運輸、教育など複数の分野で人員不足が問題となっている。イングランドの国民医療制度(NHS)では、9日までの1週間に職員の約5%が欠勤した。

イングランドでは原則的に、感染者の自主隔離期間は10日間。だが、昨年12月には、隔離6日目と7日目のラテラルフロー検査の結果がいずれも陰性だった場合に限り、7日間に短縮されていた。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

英米貿易協定、不透明感拡大 トランプ関税に違法判決=米司法(05/30)

英、年金改革案発表=メガファンド設立構想(05/30)

国防省、サイバー分野に10億ポンド投資(05/30)

乗用車生産台数、4月は8.6%減少(05/30)

日本車の対欧輸出、4月はまだら模様(05/30)

英国最大のバイオエタノール施設が閉鎖危機(05/30)

渋滞税20%引き上げ提案 ロンドン交通局、26年から適用へ(05/29)

当局、水道テムズに1.2億ポンドの罰金命令(05/29)

スコットランド2空港、職員がスト決行も(05/29)

下院、終末期患者への「死の援助」法案可決(05/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン