• 印刷する

ベーアボック外相、初の訪米=対露関係協議

ドイツのベーアボック外相は5日、米国ワシントンを初訪問し、ブリンケン国務長官らと会談を行う。特にウクライナ情勢を巡る対露関係に焦点を当てる見通し。ベーアボック氏が訪米前に声明を発表した。

この中でベーアボック氏は「困難な時期こそ、協力なパートナーシップが重要になる」とし、米独関係の重要性を強調。ワシントン訪問を通じて、ドイツが対米関係をいかに重要視しているか明確にしたいと述べた。

また、ロシアがウクライナ国境付近で軍備増強を図り、西側諸国との対立が深まっていることについて「欧米政府のメッセージは明らか」と警告。「ロシアの行動次第では、代償を払うことになる」とした上で、「危機を回避する唯一の手段は対話だ」と強調した。

ただ、ドイツと米国は、ロシア産天然ガスをバルト海経由で欧州に輸送する新パイプライン「ノルドストリーム2」を巡り論争を続けており、これについても何らかの話し合いが行われる可能性がある。会談では他にも、気候変動対策や経済問題、民主主義の強化などについて話し合われる見通し。

ベーアボック氏の公式訪問は約8時間を予定する。ブリンケン氏のほか、ペロシ下院議長とも会談を行うという。


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

VW、11月上旬も操業継続 半導体確保=ネクスペリア問題(10/31)

TOGG、トルコから欧州にEV初輸出(10/31)

自動車VW、第3四半期は赤字転落(10/31)

ボーダフォン、独クラウド企業を買収(10/31)

独経済、第3四半期はゼロ成長=速報値(10/31)

ロスネフチの独子会社、米制裁対象から除外(10/31)

独2州、屋外飼育を禁止=鳥インフル対策(10/31)

核融合発電計画、専門家は評価=批判も(10/31)

失業率、10月も6.3%で横ばい(10/31)

最低時給、14.60ユーロへ 独政府が閣議決定=14%上昇(10/30)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン