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ベーアボック外相、初の訪米=対露関係協議

ドイツのベーアボック外相は5日、米国ワシントンを初訪問し、ブリンケン国務長官らと会談を行う。特にウクライナ情勢を巡る対露関係に焦点を当てる見通し。ベーアボック氏が訪米前に声明を発表した。

この中でベーアボック氏は「困難な時期こそ、協力なパートナーシップが重要になる」とし、米独関係の重要性を強調。ワシントン訪問を通じて、ドイツが対米関係をいかに重要視しているか明確にしたいと述べた。

また、ロシアがウクライナ国境付近で軍備増強を図り、西側諸国との対立が深まっていることについて「欧米政府のメッセージは明らか」と警告。「ロシアの行動次第では、代償を払うことになる」とした上で、「危機を回避する唯一の手段は対話だ」と強調した。

ただ、ドイツと米国は、ロシア産天然ガスをバルト海経由で欧州に輸送する新パイプライン「ノルドストリーム2」を巡り論争を続けており、これについても何らかの話し合いが行われる可能性がある。会談では他にも、気候変動対策や経済問題、民主主義の強化などについて話し合われる見通し。

ベーアボック氏の公式訪問は約8時間を予定する。ブリンケン氏のほか、ペロシ下院議長とも会談を行うという。


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: 政治

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